« インフルエンザ対策 | トップページ | 久しぶりの土木工事 »

柿すだれ(干し柿)

秋が深まり、今年も干し柿つくりのシーズンです。
毎年干し柿用の渋柿をわけてもらっているところ(旧美麻村=現在の大町市美麻)へ、渋柿をとりにいきました。
(11月4日に採取)

今年は「柿の成りが悪い」とあちこちで言われていますが、ここの柿は平年作でした。
本当に柿の当たり外れは極端で、木全体が柿の実に覆われるくらい実る年もあれば、同じ木が翌年は数えるほどしか実らないこともあります。春先の花の開花時の天候に左右されるともいいますが、何が原因でこんなに差がでるんでしょうね?

今年もおおぶりです。
Dscn2689
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Dscn2690
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この木は僕のほかにも干し柿用に柿とりにくる人がいますので(木の持ち主とその友人)、後に来る人たちのために、採り易い低いところの実を残して、採らせていただきました。すなはち、軽トラの荷台に高い脚立をたてて、その上に乗って、長い「高枝切りハサミ」で届く限界の高さ辺りに実っている実を集中的に狙います。それでも木が高いので、上半分は届きません。上半分は鳥のエサ、下半分はヒトのエサです。

コンテナに3杯ほどになりました。
Dscn2692
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

毎晩夜なべ仕事で皮むきです。
Dscn2716
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ようやく一昨日全部皮むきを終え、柿すだれが出来上がりました。
Dscn2726
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

柿を採るときに高枝切りハサミで掴みそこねて落ちてヒビが入った実や、柔らかすぎて干し柿にならない実を集めてこれから「柿酢」用に仕込みをやる予定です。


このように毎年干し柿のために実をもいでもらえる木というのは、実は「幸せな柿の木」なのです。
田舎の山村の柿の木の多くは、たわわに実っても、見向きもされず実は熟して鳥のエサになったり地面に落ちて腐っていきます。それはそれで鳥のためにはなるし、地面に落ちて土に返るというのは自然の理なのかもしれませんが、子供に孫に柿を食べさせてやろうと思って植えた先人の心や、柿の実の「死にがい」ということに思いをはせると、もったいないことだな・・・と思うのです。ヒトが植えて育てた柿の実はヒトに食べてもらってこそ最高の「死に方」といえるのではないでしょうか?
「西遊記」にもありましたが、柿の実が実ってもヒトが採らず落ちて腐っていく里には恐ろしい魔物が住み着きます。たしか「金角・銀角」という魔物だったと思います。・・・・「金で固めて金で潰す」という日月神示のコトバのとおりですね。
その魔物は孫悟空に退治してもらわねばなりません。


この20数年、そんなことを毎年思いながら、干し柿つくりを続けています。

|

« インフルエンザ対策 | トップページ | 久しぶりの土木工事 »

食品加工」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 柿すだれ(干し柿):

« インフルエンザ対策 | トップページ | 久しぶりの土木工事 »