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大善くん へ

小田原で今年から農家を目指して新規開墾中の大善くんへのアドバイスです。

大善王は一年に何種類の野菜を召し上がりますか?
小松菜だけ365日食べるわけではありますまい。


今年はいろんな野菜に手をだして、植えて失敗して、取れすぎて食べ切れなくて、余って売れなくて処分して、ひたすら観察観察に徹してください。
作付け目標100種類。
いろんな野菜を作って作って野菜の気持ちがわかるようになってきたら、その中から自分気の合う野菜をたくさん作って(自分の主力作物にして)販売するようにすればいいんです。

初恋の人が最高の生涯の伴侶っていう人間が世の中にどれだけいるのか?みんないっぱい恋して別れて、そのうち「こいつとならなんとか一緒にやれるかな」という相手が見つかるんです。


100種類の野菜を植えれば、どうヘタに作っても半分くらいは自分で食べられるものがGETできます。
そうすれば来月から「ハイパーインフレ」「食料危機」が来ても大丈夫。そもそもあなたは「食料危機がくる」という焦燥感から農をめざしたのでしょう?だったら、まず食糧危機がきても大丈夫なように作物を多種類作りこなせるように努力すべきです。限定された出荷用作物しか作らない(作れない)専業農家では食糧危機をのりこえられません。

友達が遊びに来たとき、どの季節でも「これ食べて」ってもてなすことができるような農家になるのを目標にしてください。

100種類の作物を植えるにはいつどの野菜の種まきをするか?いつ苗を植えるか?そのために必要な面積はどれくらいか?どの程度日数が必要か?などなど何年か繰り返して経験すれば総合的に考えられるようになります。


今年は目先の野菜をどう売るかなど考えるべきじゃないと思いますよ。それは採らぬタヌキの皮算用というやつです。だいたいこの間蒔くいた小松菜だって全部モンシロチョウにやられてぼろぼろのレースになって売り物にならないかもしれない。そのときあなたは殺虫剤を撒きますか?
反対に見事にうまくほれぼれするほどの菜っ葉に育つかもしれない。

・・・それはやってみないとわからないことなんです

小松菜など葉物は年に一回しか蒔けないわけじゃない。1月おきに蒔けば、ずっと途切れずに収穫できる。
(ただし小松菜は真夏や真冬には蒔けません。)

キュウリだってインゲン豆だってトウモロコシだって時期をずらして一年に何回も蒔ける。僕はトウモロコシは一年に5回はタネまきをします。そういう風にいろんな野菜をつくれるようになって、8割方自給できるようになって余るようになってきてから、「さてどうやって売ろうか」って考えればいいんです。


それが自然なやり方だと思いますよ。

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コメント

yupon さまへ
アドバイスをありがとうございます!
心の重荷が取れたというか、心の肩こりが解れました!
今夜、落ち着いてコメントのお返しをいたします。
加藤大善 拝

投稿: 加藤大善 | 2010年4月 8日 (木) 07時20分

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