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自然農への想い  1

遠山藤原学校スタッフのかたへのアドバイス?の雑文をこのブログにUPします。

○さん、新規農地でだいぶ苦闘をされているようですが、一年目から十分な結果を出そうとあせらないでくださいね。
僕も農に手を染め始めたころ広い良い畑を借りて、うまく作れずに困ったことを思い出しました。

初心者は身の丈に合わない広い土地を作ろうとして苦しむ というのがまあ、ありがちなことです。

冠水対策ですが、流れ込む水を排水するために畑の外周に水はけ用の溝を掘るのが最初の仕事のような気がしますね。(畑を見ていないのでなんともいえませんが)

僕は今なんとかかんとか1反半を(機械をほとんど使わずに)作りこなせるなってきましたが、多種の作物を作りこなすまでには膨大な経験が必要です。何よりも作物を育ててその作物=生き物とのつきあいが「楽しい」と思えるようになりたいものです。
僕は今年は「楽しい」と心底感じております。農は「アート」と言ってもよいかもしれませんね。
でも鍬やシャベルといった道具だけで作るとすればまあ2反くらいまでが楽しくやれる限界かな。

●●さんの名古屋たまり場農園のところみたいに、複数の人と共同作業であれば、上手く行くこと行かないこと含めて気持ちを支えあい高めあうことができますが、一人で畑で作物と向き合うのは上手くいかないときは大変苦しいものです。

でも農ととりくむとき、究極は一人で多数の作物たちと付き合うことになります。
複数の人が共同作業でひとつの耕地を作るときは、どうしても足して2で割る平均的な農法になります。
木沢でもそうです。
僕が自分の畑で作物を作るときと、木沢では違う農法になります。
耕すか、耕さないか、にはじまり 一本の草を抜く際でもこれは今抜くべきなのか、放っておいて後で刈るか
など一つ一つの行為にその人なりの農への考え方が反映されます。農作業は最初は複数の人で取り組み、ある程度から先は個人で取り組むというのが良いのかもしれません。農法は十人十色です。

木沢は「観光農園」ですから、あまり草ぼうぼうなのは好ましくない。それではお客様に見せるにはチト心苦しい。
でも本当のことを言えば、きれいにすべての雑草を取り去って作物しか植わっていない畑というのは、僕は良くないと思ってます。その畑がみかけ上素晴らしく見えても・・・です。
僕の理想はひとつの農地には雑草も含めてなるべく多くの植物が生えていたほうがいい。昆虫も動物もできるだけ多くの種類がいたほうが良い・・・それでいて、十分な収穫を得られるような微妙なバランスを見つけられるか・・・・というところを目標にしています。

菌の世界に善玉 悪玉 日和見 が居るように、 雑草にも「生えていてもあまりじゃまにならない日和見雑草」もいるのです。

自然農法でひとつ重要なセオリーがあります。 それは「農地の表面を裸にしないこと」です。

上記の日和見雑草は刈り倒せば「農地の表面を裸にしない」ためのマルチとして役立ちます。


ですが、木沢農園はひたすら「楽しく集える場」であれば良いと思っています。そこでは僕自身が自分の畑ならこうする、というセオリー通りにいかなくてもかまわないのです。木沢には木沢の場の雰囲気がある。
ま、「農薬や化学肥料を使おう」という意見が出てきたら「それは違うやろ」くらいは言いますが・・・・

僕は美麻村にいたとき、老人会の花壇に植える花の苗を育ててみないか、と依頼され、数年間毎年数千鉢の花苗を育てたことがあります。あれで育苗の基礎を学んだような気がします。なんせ、「結果を出し」て金にしなければ・・・・という思いで真剣勝負でしたから。今から思えばよく一年目から「売り物」になるくらい育てられたなあ、と感無量です。

■■さんも名古屋たまり場農園でチャレンジされているようですが、「ポット蒔き移植栽培」を○さんもぜひ習得されてください。根菜以外の多くの野菜に応用できます。新しく借りた畑の片隅にポット蒔き用の培土製造コーナーを設けましょう。土、廃菌床 チップ エナジー水 厩肥 刈り草 藁 落ち葉 などで工夫して自分の培養土を育ててください。

植物は苗を買ってきて植えるだけではなく、種蒔きからはじめるのが、その植物の気心を知るための一番良いやり方だと思います。

僕の田んぼの方は、今年は今のところお米の育苗(苗代)がとてもうまく出来ているので、米作り(表作米・裏作大麦の不耕起連続栽培)5年目にしてやっと及第点が出せるんじゃないかと期待しております。一年目2年目はビギナーズラックで苗は上手く育苗できたけど、その後の農法がへたくそで収穫は△ 3年目は苗代を完全に失敗して米作りをあきらめ大豆に急遽切り替え、
去年も苗代は不出来で「もらい苗」。
今年5年目でやっとコツが判ってきました。
まあ、去年までは建築の方に大半のエネルギーを費やして、農のほうは片手間でしたからね・・・
来週の田植えが楽しみです。

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コメント

yuponさん

いろいろとアドバイスありがとうございます
畑は最初借りることになっていたところから
狭い畑に変わりました
地主に代わって雑草対策で定期的に耕していた方の
方針です
どこの馬の骨かもわからんやつに畑なんぞできるもんか
そんなところでしょう
冠水の原因は畑の上にある道路からの雨水の流入です
周りの畑はそうでもないのに何でうちの畑のみこうも
冠水するのか3日前のドシャ降りの日に水の流れを
見ていました
周りの畑より少し低いようで農地改良したときの
業者のへたくそな土の埋め戻しが原因でしょう
道からの水がひとつになって隣の畑に入り端を通って
うちの畑が池になります
昨日隣との境界の水の通り道から外周に排水用の溝を
掘りました
多分これで冠水はなくなると思います
管理している方は機械でただ耕すだけなのできずいていませんが雨のたびに冠水していたのでしょう
表土25センチぐらいとその下では土の色や質がぜんぜん違います
サツマイモは50株植えてすべて根ずきました
残りの畝は大豆を植えますが一畝は発芽済み
一畝は明日種まき、残りは冠水のため畝立てが
大きく遅れています明日からまた天気下り坂ですので
種まきの後はできた畝にチップの搬入でもします
芋の半分ぐらいの畝にはマルチ代わりにすでに搬入
済みです
最初はまともに畑なんぞできるはずが無いと思っていた管理者の方もチップをまきだしたころから
何が始まるのか興味があるらしく私のいないときに
ちょくちょく様子を見に来ているようです
チップを搬入したときの産廃袋の封があいていましたので
雑草だけははやすなといわれていますが
チップでマルチしてきずいたときにこまめに草の管理をしていればそのうち草のくの字も言われなくなると思います

林 芳弘

投稿: 林 芳弘 | 2011年6月15日 (水) 22時14分

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