太陽光の利用(ソーラーハウス)

ロケットストーブ

14-15日 遠山郷に行ってきました。
今回は遠山スタッフによる自主企画で
ロケットストーブの試作と農園作業をやってきました。

ロケットストーブは少ない薪で煮炊きができる、ちょっと新しい薪の燃やし方です。

今回は廃物のオイル缶(ペール缶18リッター)とステンレスの煙突管(120mm薪ストーブ用)を使ってごく簡単なものを作ってみました。

木沢到着後、まずは熊野さまにご挨拶。快晴でなんとも清清しい気が満ちていました。
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さて、ロケットストーブ作り、これが材料です

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ペール缶本体の横下部に煙突(エルボー)を差し込む位置をきめます
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金きりばさみで切り口をいれる
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ペール缶上部の炎がでる部分にも穴をあけます。今回遠山デビューのアライくん。(遠山に定住した荒井さんとは別人) 
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上部に突き出る分の長さに煙突(ストレート)を切ります
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ストーブの焚き口
トタン板で仕切り、上部に燃料(細かな薪)をくべます。下4分の1は空気の取り入れ口
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煙突の固定と断熱を兼ねて軽石(園芸用)を、煙突とペール缶のすきまに充填。
この煙突部分は「ヒートライザー(heat riser)」と呼ばれる。
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・・・ということで、あっという間に完成。
試し焚きです。
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タカネちゃんも見学しています
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木沢の局長さんが大量のタケノコを採ってきてくれましたので、このあと早速ロケットストーブで茹でました。
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冬への準備 ~ 煙突掃除

いつもの年は冬が終わってすぐに煙突を掃除して次の冬に備えるのですが、今年はなんだか忙しくて煙突掃除をしないまま夏を越してしまいました。そろそろ秋風もかなり冷たくなってきたので冬に備えて煙突を掃除することにしました。

世間には「薪を見て田舎生活をためらう人間」や、「田舎の民家の玄関先の薪を見てオール電化にすれば楽じゃないか」という方もいらっしゃるようだ。

某掲示板に僕のHNをだしてあーだこーだ言っているのを最近みかけた。

いろいろ反論もあるのでちょこっとだけ意見をのべておく。

薪ストーブについては20歳の大学生のころ(1980年)から現在に至るまで30年のつきあいである僕にとっては、薪ストーブというのは極めて当たり前の道具なのです。(五井野正さんに出会う以前から薪ストーブの良さに目覚めて使っている・・・考えてみれば20歳そこそこの都会育ちの若者が、札幌市内の小さな間借り部屋で薪ストーブを設置して焚いているというのは、今から思い出しても稀有な存在だった。)

今現在化石燃料を輸入に頼らざるを得ないこの国に住むものにとって、毎年太陽の恵みで自然に育つ森林から得られる薪を利用しない手はない。(尖閣列島騒ぎのおかげで、東シナ海の石油資源の日中協同開発というのは、いっそう遠くなったし。)

薪ストーブというのはことさらに「田舎暮らし」を強調する道具じゃない。

あたりまえの道具。

この国の天然自然のエネルギーを有効に使うための、次の時代の人々の標準装備なのだと僕は思っています。(逆にいうと薪ストーブが普通に使えないような、都会での暮らしは早晩行き詰る。)

ロックフェラー系化石燃料やロスチャイルド系原子力エネルギーを真の意味で超えられるのは日本の「ふる里」の里山から得られる薪のエネルギーなんですよ。

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さて、煙突掃除だけど、我が家の薪ストーブは煙突からの放熱を期待してわざと長い煙突をつけてあるので、当然「スス」が詰まります。ストーブからまっすぐに煙突を外にだせば「スス」の詰まりは少ないのですが、それでは薪から出る熱をタダ外に捨てているようなもの・・・だからわざとこんな形で煙突をつけています。

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いったん煙突をばらして、煙突ブラシで中のススをはらって、

外の部分の煙突の内側も煙突ブラシでこすります。

(家の内部でまげて横につけてある部分にススが大量につまっていて、垂直の部分にはあまりススはついていません)

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きれいになったところで、煙突を元の状態に付け直して、ストーブ内の灰も掻きだして、冬への準備完了! (煙突掃除は年に一回でOK)

薪も3年分くらいは蓄えてあるし、ペルシャ湾あたりで戦争がおきて石油の流通が滞っても、とりあえず寒さに震える心配はありませんね。

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うちの薪ストーブについては 過去の記事 もごらんください。

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薪ストーブ

我が家の薪ストーブを紹介します。

正月以来雪の日が多く太陽光による熱があまりとれません。
明け方は冷えるので、朝1-2時間は薪ストーブを燃やします。

この薪ストーブは10数年前に信州新町にすむ「えびす」さんというストーブ職人(ちょっとヒッピー風の人だった)に頼んで作ってもらったものです。いちおう「えびすストーブ」というブランド名がついています。
厚めの鉄板を溶接したもので、鋳物ではありませんが、10数年の使用でもまったく消耗せず頑丈です。
たまに耐熱塗料を塗ると新品のように見えます。

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全体の大きさおよび、薪を入れる入り口の向き(右開き)と「ストーブの上はナベやヤカンがおけるように上面を平らにして」という注文だけをつけて、あとのデザインはえびすさんにお任せしたら、こんなデザインになって納品されました。

正面からみると動物の顔のようにみえます。この写真ではストーブガードの針金がじゃまでちょっとわかりにくいけど・・・(ストーブガードは固定してあるのではずせない)
ちゃんと直径1ミリ半ほどの目もついています。(中で火が燃えると目が赤く光ります)
薪を入れる扉は口のデザイン。歯もありますね。上の両側についている半円型のものは耳です。ストーブ本体の放熱効果を高めるためにつけたそうです。
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煙突はストーブからすぐ戸外に出すと、熱がムダに捨てられてしまいますので、一度天井近くで放熱するような煙突のつけ方をしています。一年に一度春になったら取り外して中を煙突たわしでこすって掃除します。
なんか、金管楽器(トロンボーン)を思わせるような煙突の付け方。

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今年は増築のときにできる木質系建築廃材(木っ端)を片付けるために燃やしています。
↓ こんなのです。
立派な鋳物の薪ストーブだと「針葉樹はだめだ」とか「建築廃材などもってのほか」とうるさい注文がおおいですが、このストーブは雑食性なのでそんなぜいたくは言わないタフなヤツです。作り主と飼い主の性格そのままですね。
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丸のこを使ったときにでるおがくずに灯油をかけて混ぜた「オイルチップ」を点火剤として用意しています。
オイルチップはカメに入れて蓋をして部屋の中においてあります。
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火を付けてみましょう。
まずオイルチップをストーブの吸気口付近にお玉一杯分いれます。
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両側に少し太めの薪を入れてその間を空気が通過するようにします。
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その空気が通る部分に細めの燃えやすい焚きつけをいれます。
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点火
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蓋をしめて、下の吸気口をいっぱいに開けて空気がはいるようにします。
そのまま5分くらいおいて焚きつけに火がつくのを待ちます。

火がつきました。
火付けは毎日のことなので、簡単に付けられる、というのが必須条件です。
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天井付近に暖かい空気がたまるのでシーリングファンでかき回します。
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さらに暖かい空気を床下に送るための送風ファン(グレーの塩ビ管のダクト)も用意しています。
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いちおう地震に備えてストーブが動かないように金具を使って床に固定してあります。
震度7超で被災するならあきらめもつきますが、震度5くらいで、家は大丈夫なのに燃焼中のストーブが転んで火事になった・・・では困りますので。

この記事を書いている間にストーブにかけておいたお湯がわきました。
それではこれからモーニングコーヒーをいれます。
今日も一日いいことがいっぱいありますように!(久しぶりの連休!年末年始郵便配達は休みがなかったもんね。連続勤務だったからね)


追記

参考までにえびすストーブですが、ホームページとかブログとかはやってないみたいです。
こんな奇抜なデザインのストーブ↓を作っているクラフトマンです。斉藤さんというのが本名です。

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これからの工事

10月14日

電池パネルをつけおわりました。
これから今月は<母屋>と増築中の<離れ>の間の空間に屋根をかける工事をやります。

現在の状態です。
足場が組まれています。
母屋(左)と離れ(右)の間は2間幅(364cm)はなれていますが、この空間を土間スペースとして使えるようにしたいと思っています。
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母屋と離れはほぼ同じ屋根の高さで勾配も同じです。(そうなるように設計して施工している)
この屋根をつなぐように透明波板(ポリカーボネート波板)で屋根をかけます。
その下の空間は雨がかからない空間で、直火を焚けるイロリやカマドを設置して、火を見ながら飲める<居酒屋スペース>にしようという構想です。(もちろん直火をたいても火災をおこさないよう排煙・防火のためのダクトなどはつけます)

これからの時代、化石燃料や電気一辺倒の炊事システムだと、エネルギー危機により家庭での煮炊きに不自由するような時代が来ないとも限りません。そんなとき、炭や薪で調理できるという体制があれば、かなり安心してくらせます。もちろん薪や炭の備蓄も必要になってきますが・・・

オール電化住宅なんてとんでもない!老朽化した原発がボン!ってなって長期停電になれば、どうやって暮らすんですか?中電の浜岡原発、本当に地震が心配です。

もちろん便利だから現行ではプロパンガスや電気は使いますが、太陽光を直接熱源に使ったり、薪炭などの木質系バイオマスや微生物を有効利用したエネルギーなど多種多様なエネルギーを生かせる生活を築くことが大事なことだと思います。

・・・ということで実践あるのみ!! 工事開始です。

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太陽電池パネルの増設工事 完了!

10月13日

何日か食品加工や農業の日々が続いた。この間に取り寄せ中だった太陽電池パネル増設工事の部品が届いたので、増設工事を進めることにしました。

うちの太陽光発電は昨年(2008年)春に、母屋の屋根にセルフビルドとりつけたもので、2008年5月27日から稼動しています。。中部電力と連携して売買電する普通の太陽光発電のシステムですが、屋根に架台をとりつけたり、パネルの取り付けや電池間の結線は自分で行い、パワーコンデショナー(電池の直流電流を交流に変えて電力会社との売買ができるようにする装置)などの設置や電力会社との接続工事などの部分は業者に頼みました。
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太陽電池パネルは、南信にあるネクストエナジー・リソーセス(株)という、太陽電池の中古リサイクルを売りにする業者さんから仕入れしました。これがそのパネルです。
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新しい産業分野が発展していくときは、必ず「中古屋さん」が成立するわけで、ネクストエナジーさんはいいところに目をつけてご商売されていると思います。
自作で取り付け工事をするときも適切にアドバイスしていただいたので、これから「安く太陽光発電をしたい」かたには、オススメしておきます。

ネクストエナジー・リソーセス(株)  
太陽光発電リサイクルセンター
http://www.pvrecycle.com/

(去年とりつけ工事をしたときはこの会社にテレビ取材が入っていて、僕もユーザーとして取材されて全国放送されちゃいました。うちはテレビを一切みない家庭なのですが、どうもワールドビジネスサテライトという大層な番組だったようで、昔の友人から何十年ぶりかに電話があって「お前テレビで見たでー」といわれ面白かったです。)

去年つけた太陽電池パネルは 一枚約40wの出力のパネル
(45cm×95cm)が70枚。
14枚の電池を直列につないで、そのユニットが5組。このユニットからの直流電流を接続箱↓で並列につないでからパワーコンデショナー(直流ー交流の変換装置)に持っていってます。
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去年5月の稼動時からの月別発電量はつぎのとおり
2008年  
   6月  303kwh
   7月  356kwh
   8月  310kwh
   9月  252kwh
  10月  266kwh
  11月  208kwh
  12月  260kwh
2009年
   1月  254kwh
   2月  247kwh
   3月  309kwh
   4月  367kwh
   5月  334kwh  2008年6月~2009年5月の
   6月  319kwh    年間発電量 3481kwh
   7月  270kwh
   8月  315kwh
   9月  266kwh

今回増設する気になったのは
★ うちの月間電力消費量は300kwhくらい。
  上記の記録のとおり発電量が消費量に若干たりない。
★ 接続箱の入力端子は6つあり、一つ未使用
   屋根にまだパネルをのせるスペースがある
★ 発電した電気を高く買い上げる電気料金になった。
★ 同規格のパネルが上記のメーカーで完売間近になった
★ 離れの増設工事に伴い足場があるので、今なら屋根に上がりやすい。
★ これからハイパーインフレになって金(マネー)が紙くずになりそうだから、その前になけなしの預金を 
  何らかの生産手段の現物に変えておきたい。

と、このような思惑がからみあって一気に増設することにした次第です。

さて、これまでの工事で架台のベースレールの取り付けは終わっていたので
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太陽電池パネルをそれにとりつけました。
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ケーブルを結線し
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接続箱に接続しました。

今回増設前の発電量は、1時間あたり快晴時は最大値で1.7kwhだったのですが
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増設工事がおわったらどうなったでしょう?
・ 





工事完成と同時に曇ってしまって結果」がみられませんでした。


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自作・太陽熱温水器

9月に増築中の家の屋根上に太陽熱温水器を自作しました。

直径10cmの塩ビ管(VU100)長さ2m×12本を、ペンキで黒く塗って屋根に並べ、水を給排水できるように配管し、熱が逃げないよう木枠で囲んで強化ガラスで上面を覆う、という実にシンプルな構造。水の量は約200リットルでフロ桶一杯分です。
給水は水道の水圧、排水(フロへの給湯)は塩ビ管内の水の位置エネルギーで行います。
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10月4日は久しぶりに一日快晴だったので、温度もあがりました。
50度あります。(写真クリックで拡大します。)

この温水器のおかげで、一年の内少なくとも半年は化石エネルギーなしでフロに入れそうで大変ありがたいです。(厳冬季は凍結の恐れがあるので水を抜く)

塩ビ管を覆う強化ガラスは家全体を太陽光で暖める「OMソーラー」というシステムの一部分です。
3年前に立てた母屋でもこの「OMソーラー」を応用したシステムを自作し、冬場の暖房に役立てていますが、増築部分でもこのシステムを利用したいと思い、現在施工中です。
夏場は当然のことながら太陽熱を暖房に使う必要はないので 余った熱の有効利用ということで風呂用の温水器を設置した次第。

「OMソーラー」もどきについてはそのうちまとめて記事を書こう。

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太陽電池パネルの増設工事着手

2009年10月3日 午後
昨年春にとりつけした、太陽電池パネルの発電がなかなか好調だったので増設することにしました。

我が家では一枚約40ワットの中古の発電パネルを70枚取り付けています。
これです↓
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今回同規格のパネルを14枚増やすべく、取り付けの準備をしています。
例によってセルフビルドです。
今日はパネルをのせるためのベースレールの取り付け工事を開始しました。
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