大阪 1
久しぶりの大阪
出身高校のクラブ(ワンダーフォーゲル部)の50周年記念式典とハイキングへの参加が今回の大阪行きの目的。
法事ではなく、慶事で大阪に行けたのは本当に久しぶり。
純粋に楽しむために故郷に帰れるというのは、大変ありがたい。
登山系のクラブが50年続いているということ自体が驚異だと思う。
ハイキングの写真
行き先は北河内・交野山
途中立ち寄った獅子窟寺(国宝薬師如来坐像を拝観)での集合写真↓
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関西の山を歩くのはほぼ30年ぶり。
大阪の低山ってこんなに常緑樹が多かったんだ・・・
日ごろブナ林より上の山ばっかり歩いているから、故郷の山の景色がいまさらに目新しい。
くろんど園地
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今年は今回で2回目の大阪行きなのだが、関西の地を歩いていると、そこここに歴史の重みを感じる。
今回ハイキングで行った山は、役の行者の開いた修験道の聖地。
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国宝・薬師如来坐像を拝観中。(仏像は撮影お断り)
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奈良の大仏鋳造に活躍した大陸系の技術集団・秦氏もここを訪れている。空海の真言密教の影響も色濃いし、南北朝の戦乱や戦国時代・安土桃山時代に戦いの舞台になったところでもある。
交野山の頂上から向かいに天王山が見える。羽柴秀吉と明智光秀が天下の覇権をかけて争ったところ。
写真;交野山頂上にて
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なんだかすごいなー。
高校時代にはそんなことちっとも気にしなかったなあ。
歴史のことに目が向くというのも、それ相応に年齢を重ねてきたということなのだろうね。
ことに、「教科書に書かれない(書けない)歴史」の存在に気づいてしまった今、真実の日本の歴史を学ばねば・・・という思いがつのってくる。
それにつけても、高津高校ワンダーフォーゲル部、よくも50年続いたものだ。天晴れ、天晴れ。
ともすれば、頭でっかち、我良し、に傾きがちな進学校の現代っ子だった自分にとって、自然と正面から交わる機会を与えてくれたこのクラブの存在は大きい。
自分の今の生き方の基本は、高校時代のあのわずか2年の経験から始まっている、と言って過言ではない。
写真;ハイキング参加者のための軽食を用意する現役部員たち
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エリンギ入りカレーうどん
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